原田　拓弥 HARADA Takuya

会計事務所で働く友人から話を聞くうちに、「専門的な知識を生かした仕事なら面白そうだし、将来の安定にもつながる」と考え、この仕事を選びました。数ある会計事務所の中から当事務所を選んだ理由は、所長の人柄に惹かれたから。それまで、他業種も含めいくつか面接を受けていましたが、会社の代表は体育会系の方が多くて。それに比べると、当事務所の所長は物腰も柔らかで低姿勢。この事務所なら緊張することもなく、落ち着いて働けるのではと思い選びました。実際に働いてみると、皆さん淡々と自分の仕事を進めてく大人の組織。賑やかすぎないので、落ち着いて働きたい方には向いていると思います。

経済学を専攻していたものの、入社時は簿記や会計に関する知識はゼロ。社会人経験もない新卒入社のため、最初は電話応対や名刺の渡し方といったビジネスマナーから丁寧に教えていただき、その後、先輩のサポートをしながら徐々に仕事を覚えていきました。また、会社から勧められた外部セミナーで、記帳業務や確定申告の基本的な知識などを習得。教育制度が充実しているのは、未経験者にはありがたかったです。

かなり忙しい時期に入社したにも関わらず、分からないことを質問すれば、作業の手を止めて、理解するまで優しく教えてくれる先輩ばかり。おがけで、上長に確認しながらではありますが、お客様を訪問した際に、税金や決算に関するアドバイスもできるようになりました。

毎年のように税制改正があり、常に情報をアップデートしていかなければならないのが会計税務の仕事。入社前に描いていた業務より、ずっと奥が深く、少しずつ知識が増やしていけるのは、楽しいです。

お客様は、親子ほど年が離れた年配の方が多いので、最初はドキドキでしたが、話すとみんな優しくて安心しました。逆に当事務所は20～30代中心の若いスタッフが多数。年齢が同じくらいのスタッフもいて、休憩中に雑談で盛り上がることもあります。

オフィスでPCに向かって黙々と作業するのが、税理士のイメージかもしれませんが、当事務所の所長は意外にもアクティブ。紹介された新規のお客様のところに営業に行ったり、経営に関するセミナーにも積極的に参加するなど、見習うべきことも多いと感じます。将来は所長のような税理士になって、お客様の企業のビジネスに貢献できるよう、税理士資格取得に向け、独学ですが勉強を始めたところです。